悩んだ数は、諦めなかった数
【*起業前ブログ*】
みなさんにとって〝命〟ってなんですか?
私にとって〝命〟とは、
〝目の前の人のために生きた時間〟と決めています。
『写真』と『映像』と『手紙』を通して、
その人や家族の大切な〝今〟をカタチに、〝想いのしおり〟をつくる。
そして、人生に一冊だけの、
その人や家族だけの人生アルバム、〝生きた証〟をのこしていく。
そう心に決め、独立・起業に向けて準備をしていますが、
準備が進めば進むほど、
ぶつかる問題や障害も難解になっていき…💦
それが持久戦にもなってくると、
だんだんと目線が下を向きがちになり、ハッと我にかえります。
一人で考え込んだり、作業に没頭していると、
基本、根暗な私は、
どうしても〝昔〟を思い出してしまいます。
私の人生のドン底は、
高校で、ずっと追いかけていた『オリンピック金メダル』の夢に挫折し、
その後の大学受験に失敗し、
浪人1年目でも1校も受からず、
ほぼ廃人状態で勉強していた浪人2年目の20歳。
成人式の通知が来ていたそうですが、
親が、
「こんなおめでたいものを今のあの子に見せたら、きっと気が狂っておかしくなる」と、
気を使って見せなかったくらい(笑)、
毎日机にかじりつき、睡眠3時間、勉強12時間以上、
まさに要領の悪い、失敗するタイプの典型のさらにド真ん中を突き進んでいました。
確かにあの頃、机に向かいながらその大半で考えていたことは、
「多分、今、自分がいなくなっても変わらず地球は回っていくんだろうなぁ…」とか、
「今の自分の存在証明って、まさに〝迷惑なもの〟だなぁ…」とか、
「〝命〟ってなんだっけ…」とか、
「生まれてきてごめんなさい…」みたいなことを無限ループのように考えていました。
偏差値が上がるわけがない(笑)
生きているだけなのに辛い、
呼吸しているのに苦しい、
みんなと同じ世界にいるはずなのに、
私だけが別の世界にいるような感覚で時間を過ごしていました。
そんな〝昔〟を思い出し、
ふふっ…と思いだし笑いをしながら、
今は日々、全力で頑張っています。
安心して下さい!
ちゃんと元気です(笑)!!
〝今〟を大切にすることで、
今しかない〝想い〟があることに気づく。
かけてくれた言葉が嬉しかったから、
寄り添ってくれた気持ちに救われたから、
私は前を向くことができました。
げんちゃん、秋奈さん、おが、多恵さん、弥生さん、イグさん、がんちゃん、かぜちゃん、りょうちん、かないさん、Gilleさん、美心、ひめ、びっけ….と、とても全員書ききれませんが、
ご縁をいただけた〝みなさん〟の生き方、考え方、あり方、にふれさせていただき、
独立・起業に踏み切る決断ができました。
本当にありがとうございます。
〝想い〟は間違いなく〝一歩〟に変わる。
失敗や挫折は死ぬほど経験した。
でも同じ数だけ、
起き上がる〝きっかけ〟と、
その時の〝気持ち〟と、
転んでもだだでは起きない〝起き上がり方〟を知った。
人には必ず大切なものがある。
そして人の気持ちには〝体温〟があり、
紡がれる言葉の表現には〝温もり〟が宿る。
これから独立・起業していくうえで、
私が大切にしていくもの、撮影するもの、感じていくもの、のこしていくものは、
この〝温かさ〟、〝人の想い〟です。
私は、その〝想い〟が〝聴こえてくる〟ような写真を撮り続けます。
私は、その全てが愛や誇りとなるような映像をつくり続けます。
私は、その心と背中を押してあげられるような手紙を贈り続けます。
振り返った時に、
〝見た人が笑顔になる〟ような、
そんなあなたや家族の〝生きた証〟をのこしていきます。
応援していただけると嬉しいです。
最近思い始めたのは、
「独立・起業は準備が整ってからスタートしよう」と考えていたら、
いつまでたってもスタートできないのではないかということ。
ということで、スタートの日付を決めました。
約2ヶ月半後の、〝2020年5月16日〟に正式にスタートします。
その日は私が生まれた日。
感謝と幸せを再認識し、決意と覚悟を新たにする日。
命を懸けてやると決めたものだから、
私の命がスタートした日に、
自分の足で立ち、自分の意志で歩み、生きていくことに挑戦します。
生んでくれた親と、バトンをつないでくれた祖先に感謝し、
色んな人に支えられ、助けられ、気づかされながら、
学ばせていただき、
成長させていただき、
身に付けさせていただいた私の全てを使って、
〝目の前の人を笑顔にする〟
この私の人生の目的のために、自分の命を使います。
世界を平和にすることよりも、
目の前の人を笑顔にすることの方が私にとっては大事。
知らない国の社会課題を解決する問題解決スキルを鍛えるよりも、
電車で泣いている赤ちゃんがいたら、笑ってくれるまで永遠にバカなことをし続けられるメンタルを鍛える方が私にとっては重要。
目の前に映る〝あなた〟に感謝し、
共に歩き、寄り添い、応援し、感じて、のこすことのできるような、
そんな〝パートナー〟に、
私はなりたいです。
改めて、出逢えたみなさんへの感謝は絶対に忘れません。
正しいとか、間違いとかそんなことではなくて、
ただ、あなたに出逢えたことに〝ありがとう〟と言いたいです。
出逢ってくれてありがとうございます。
生きていてくれてありがとうございます。
今日も、明日も、明後日も、
みなさんが幸せでありますように
大好きです。
みなさんこそが、私の〝home〟
感謝を込めて
森 太一
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